労基署に乗り込んだその後のお話①
みなさん、ご無沙汰しております。2年ぶりのブログ更新です。
労基署に乗りこんでから2年が経過しました。にも関わらず、いまでもたくさんの方がこのブログを見てくださっていて驚きました。それほど長時間労働やブラック企業問題で悩んでる方、関心のある方が多いのだと実感します。
そして「その後どうなったのか気になる」「良い方向に向かったのなら知りたい」というコメントをいくつか頂きましたので、その後について書きたいと思います。
労基署の立ち入り以降、それまで22時や23時だった退勤時間が20時になったことは前回の記事で書きました。
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あと心配していたのは、労基署に申告した犯人探しや会社からの圧力についてです。
時々旦那に「労基署に申告したこと聞かれてない?」「嫌がらせとかされてない?」と聞いていましたが、
「特に何も言われてないよ」と言っていました。
きっと労基署に提出した証拠書類で誰が申告したのかは特定されていたと思います。
しかしそれが原因で圧力がかかったり、辞職に追い込まれるようなことはありませんでした。
また大きな変化としては給与体系の見直しがありました。
労基署の立ち入りが入るまでは、みなし残業3●時間ぶんが基本給に含まれていましたが、それが2●時間に引き下げられ、きちんと残業代が支払われるようになりました。
これだけでも勇気を出して行動してよかったと思いました。
労働環境は大幅に改善されたと思います。
また一人あたりの業務負荷が大きいので、当然のことながら人員の補充もありました。
新しい人が旦那の事業所に入所しました。
が・・・長く続かず、途中で来なくなったそうです。
そしてしばらくすると徐々に退勤時間も遅くなり、以前に戻りつつありました。
しかし以前と比較すれば、早く帰れる日もたまにはあったので、マシにはなったのかもしれません。
そんな感じで立ち入りから1年半以上は、同じ会社で働いていました。