ブラック企業を労基署に申告しました

夫のブラック企業を労基署に申告するまで、そしてその後の赤裸裸日記 BY妻

ブラック企業を労基署に申告するまで

初めまして!

旦那がブラック企業で働く妻のブログです。

 

労働環境の悪さに腹も立ちますが(残業代をきちんとつけない、労働時間を上司が把握・管理していない等)、それ以上に深夜遅くまで働いて翌朝も早くから出勤する夫の健康が心配になり、労基署へ通報することを決意しました。

 

労基署に通報するまで、そして通報した後どうなったかを赤裸々に書いていきたいと思います。

同じように旦那様がブラック企業で働いている奥様や、このブログを読んでくださっているご本人がブラック企業でお勤めの方、少しでも参考になる部分があれば幸いです。

 

私の旦那は、外資系企業で設備管理の仕事をしています。現場の仕事を終えた後、事務所に帰ってから事務処理を行うため、毎日会社を出るのがだいたい22時〜23時くらいでした。通勤の時間もあるので、家に帰ってくるのは、23時〜0時。

そして次の日の朝も7時半には家を出ます。仕事が残っているとかで自主的に早く出勤することもあり、5時6時の電車に乗ることも少なくありませんでした。

 

もちろん上司はその労働時間に関しては把握も管理もしませんし、タイムカードもないのです。100歩譲って、遅くなるのは仕方ないにしても、タイムカード等で労働時間の管理が一切行われていないことに驚きました。入社した時の採用条件に「見なし残業3●時間含む」という記載がありましたが、労働時間の管理もしていないのに、どうやって3●時間管理しているのでしょうか。またそれ以上残業した場合は手当をつけるべきなのに、時間の管理がされていないなんて、残業代をまったく支払う気がないとしか思えません。

 

また残業代のことは腹は立ちますが、それ以上に健康面が心配でした。せめて週の何日間かだけでも早めに帰れる日があれば、休息もとれますが、毎日遅い上に、土日でも仕事が入ることが少なくありません。少ない睡眠時間で運転をしていて、事故を起こしたりしたらどうしよう・・・体調は大丈夫かな・・・と心配が募る毎日でした。

主人の様子を見ていても疲れていましたし、精神的な余裕も減った気がしました。

 

長時間労働で自殺というニュースを時々目にしますが、やはり肉体的にも精神的にも追い込まれてしまうのだと思います。

 

生まれて数ヶ月の息子がいますが、平日は息子の寝顔しか見れない日が続いていました。

 

そして労基署に通報しようと前から考えていたのですが、行動に移そうと決定打になったのは、電通過労自殺のニュースです。もはや人ごとではないと思いました。